スリーインワン コンセプツ®とは?

身体に聞いて 心を解放する
  身体(ボディ)、心(マインド)、魂(スピリット)の3つを統合/バランスさせるの意で、スリーインワン
 脳を統合/バランスするという意味で、ワンブレインとも呼ばれる。


スリーインワン・コンセプツ®の歴史
   ”スリーインワン・コンセプツ®”の生まれはアメリカ。スリーインワンコンセプツ創始者であるゴードン・ストークス氏ダニエル・ホワイトサイド氏キャンディス・キャラウェイ氏により、1972年頃より研究が始まり、1982年から世界中で指導されるようになった。

 スリーインワンコンセプツ®創設までのストークス氏は、タッチ・フォー・ヘルスを世界に広めるためのディレクターとして活躍しており、同時にアプライド キネシオロジスト、スペシャライズド キネシオロジストとして、すでに名を馳せていた。
 もともと健康と人間行動学に興味を持っていた彼は、この他、パーソノロジー(構造/機能)、サイコドラマ、ロール プレイ、スチーブンソン メソッド(身体のブロックされたエネルギーを取り除く手法)など、多くの手法を身につけていた。

 一方、ホワイトサイド氏は、親の代から構造/機能に造詣が深く、彼が実施した、構造/機能を通してコミュニケーションスキル向上のためのオリジナル セミナーに、ストークス氏が参加したことが、二人の出会いだった。

 キネシオロジー界のゴードン・ストークス氏パーソノロジー(構造/機能)界のダニエル・ホワイトサイド氏、それぞれの世界ですでに権威であった二人が持つスキルを組合わせ、人々の失読症や学習障害を引き起こすネガティブな感情ストレスを解放できたら・・・そういう思い出作り出されたのが”スリーインワンコンセプツ®”または”ワン ブレイン システム”と呼ばれるものである。
 したがって、スリーインワン・コンセプツ®は、おのずと二人の背景となるタッチ・フォー・ヘルス、アプライド・キネシオロジー、構造/機能などの情報もふまえたものとなるが、出来上がったプログラムそのものは、いずれも両氏の長年に及ぶ研究から生まれたオリジナルである。

 スリーインワン・コンセプツ®の”スリー”は、身体こころ
これら3つを1つに統合する、つまり、身体、こころ、魂の不一致を解消し、自分自身の中で統合してゆくので”スリーインワン”。

 今日スリーインワン・コンセプツ®は、14ヶ国語に翻訳され、30カ国以上の国々に広まっている。
 医療機関・学校などの場においても、しばしば起用されているところもあると聞く。
 ”キネシオロジー”と呼ばれるものには、数多くの種類が存在するが、中でも、Edu-K(Edu-Kinesthetics)、アプライド フィジオロジー(Applied Physiology)、ブルー プリント(Blueprint)は、スリーインワンコンセプツ®から派生したものである。

スリーインワン コンセプツ社 (米 本部)
スリーインワン・コンセプツ® オーストラリア
 
スリーインワン・コンセプツ®に できること
ネガティブな心のブロックとなっている感情ストレスを解放し、
ポジティブな”心のくせ=思考パターン”を作りだす

人にはそれぞれが持つ 心のくせ=パターン があります。この心のくせの多くは、お母さんのおなかの中で命を受けた瞬間から、おおよそ6歳頃までの体験や、その時に感じた感情を通して形成されます。そして、それ以降、似たような場面に遭遇するたびに、”以前と同じパターン”として、無意識のうちにまた同じように”反応”してしまうのです。

ポジティブ サイクル
 ・これは私の得意だ!
などのポジティブな心のくせは、そういう場面に遭遇するだけで自信が持てますし、他の人には少々難しいことでも、難なくやり遂げてしまうことになります。そして、さらに新たなるポジティブな心のくせを身につけてゆくのです。

ネガティブ サイクル
ところが、
 ・今度はうまくやれると意識では思いながらも、
  心の奥底では、「あー、また失敗するかもしれない」
   とつぶやきが聞こえるとき。
 ・「いつだってそうなんだ」と思うとき。
 ・どうすれば良いかはわかっているんだけれど、
   身体がついやってしまうんだなぁというとき。

そんな、ネガティブな心のくせが、いつしかついてしまっていること、結構あるのです。
表面では「今度は大丈夫」と自分に言い聞かせてみても、心の奥底で「失敗するかもしれない」と思っていると、やっぱり失敗。「だから思った通りだ」と、さらに”失敗パターン”を自分で強めていってしまいます。


無意識の ネガティブ サイクル
 こんな風に自分で”気づく”ときはまだ良い方です。
自分でもそうと気づかないまま、意識と、無意識、行動と無意識が食い違いを起こし続けていることも、たくさんあります。
 いい子/いい人でありつづけるために、あるいは生きるために、自分の感情や本音にふたをしつづけていると、いつしか、「自分は本当はどう思っているの?」ということさえわからなくなります。
「あなた自身、本当はどうしたいですか?」と聞かれても、
「だって、これより他に選択の余地はないじゃない!」と思ってしまうわけです。こうなるともう、自分で自分を欺いているとも言えますね。

 ”本当の自分”は何をどう感じているのか、”意識の自分”は気づいていなくても、”無意識の自分”はそのことを知っています。
 そんな状況が積み重なってゆくと、 無意識の声はやがて身体の症状となり、意識の自分自身にその食い違いを知らせようとします。
身体とこころは、深く、密接に繋がっているのです。


感情ストレスの解放 と ポジティブ サイクルの定着
 本当の自分の声を聞き、その食い違いは、一体どこから始まったのかを探り、そのときに定着してしまった”勘違い”=ブロックを解放します。
  これだけでも、人は随分楽になれますが、スリーインワン・コンセプツ®ではさらに踏み込み、解放後に感じることができる新たな心のパターン、つまり”ポジティブな信じ込み”を置き換え、定着させてゆきます。
 そう、あの”ポジティブ サイクル“を作り出すために。

スリーインワン・コンセプツ®で扱うことのできるテーマ
学習障害 学習能力向上 [大人も含みます]
  書くこと、読むこと、聞くこと、集中力、記憶力、学習意欲など
対人関係/コミュニケーションのストレス
  家族、異性、学校、職場、夫婦、親子など。
  また、不登校、引きこもり、自信喪失、
漠然とした/何かに対する 不安
恐怖、中毒、依存、強迫的行為
  無意識のくせ、わかっていても止められないことなど
トラウマ
人生のパターンを脱却したい時
やめたいのにやめられない くせ

原因のはっきりしない、長期に渡る体調不調
原因不明の痛み
アレルギー
  これらは、その背後にある心理的ストレスを取り除くためであり、体調そのもの治療は行いません。

スリーインワン・コンセプツ®で扱うことのできないテーマ

具体的な身体的症状そのもの
  症状がストレスや心のあり方と深く繋がっていたものであった場合、
  その根底にあるストレスを扱うことで、結果的に身体症状が変化したケースはあります。
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